自己破産と個人再生の違いをまずは、ざっくりとした一覧表から
個人再生 | 自己破産 | |
---|---|---|
借金の減額幅 | 減額 (1/5〜1/10程度にまで圧縮) | 全額免除 |
財産処分の有無 | 財産処分なし | 財産処分あり |
手続きにかかる費用 | 70万円〜 | 100万円〜 (管財事件) 40万円〜 (同時廃止事件) |
手続きの遂行や期間 | 約6ヶ月〜1年 | 約6ヶ月〜1年 (管財事件) 約3ヶ月〜 (同時廃止事件) |
職業制限 | なし | あり |
郵便物の転送 | なし | あり (管財事件になった場合) |
借金の原因 | 問われない | 問われる |
こう見ると、自己破産と個人再生でだいぶ違う事がわかります。
私のように仕事で車を使う仕事(個人タクシー)の方は個人再生の一択でしかない。
確かに自己破産なら借金の1000万が帳消しになるのかもしれない。
しかし、仕事をする車さえあれば、それくらいの金額を稼ぐのは容易いことであり
車を手放すことは私の選択肢にはなかった。
コロナ禍のまえは、月間60万~90万くらい仕事をしていたと思うので
今になって考えてみたら、よく仕事していたなぁと我ながら思ってしまう。
私が持ってる財産と呼べるものは【仕事の営業車】くらいしかなく
いま住んでいる自宅は、親の所有マンションに同居している格好。
仕事に使う営業車さえなければって感じだけど
それがないことにはすべてが始まらない。
私も個人タクシーのスタートは、お決まりのコンフォートだった。

こんな感じのタクシーです。
この車種の車と個人タクシーの権利を現役を退く運転手から買い入れをして、個人タクシーの営業がスタートできる感じです。
※このあたりの説明も後日やっていきたいと思います。
そして次に選んだ車種もお決まりのプリウス。
個人タクシーのステップアップの手本みたいな感じです。

こんな感じの車種の車ですね。
実際にこの車種の車で営業するのがいちばん儲かります。
さらに最新式のプリウスなら、さらに売上は増加します。
なぜなら、いちばんのネックである燃料費を大幅にカットできるからです。
この旧型プリウスがダメになったあとに私が選んだのはクラウンハイブリッド。

新型プリウスに比べると多少、燃費は劣りますが
お客様サービスの観点からは満点な車です。
いい車で送迎したいという私の観点からコレを選びました。
お客様受けはとても良く、自ずと売上アップの手助けにもなっているのだと感じます。
このクラウンハイブリッドを手放して借金をゼロにしても結局は新しい車(タクシー)を用意しないと営業できない訳ですし
それならばと、いまのこの車でやっていくしかないと『個人再生』の道を選ぶことに私はしました。
自己破産の最大のメリットは、借金が『ゼロ』になること。
いい所だけピックアップするとそれに尽きます。
しかし、個人再生では
いまある借金が5分の1程度にしか圧縮されないのですが(これでもかなりありがたい)
持っている財産を処分しなくていいとか、
職業の制限が設けられてないとか(これは私は関係ありませんが)
それに、その借金を作った原因にも問われないというのもいい所です。
私は、浪費と食費と旅行費用が主ですが
株への投資の失敗というのも原因のひとつです。
【上手くいくはずだった】のだけど、こうなってしまった。
極限状況での判断ひとつでこうなりました。
いまから始まる個人再生の道ですが、上手くいくことを願っています。
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